漆喰塗り壁の補修

子どもが落書きしてしまった漆喰塗り壁の
補修方法をご紹介します。


これが補修前です。
LDKの一角にボールペンでやらかしてくれました(笑)


まずはビスや釘等の先のとがった物で落書きを削り落とします。

線に沿ってだけでなく、
壁の模様に合うように削ると、後で目立ちにくいです。
サンドペーパーで落とす方法もありますが、
擦れた汚れや、手垢等の面の汚れはサンドペーパーで、
落書きのような線は、とがった物で削るのがおススメです。


削るだけでもきれいになりますが、
削りすぎて目立つとこや、サンドペーパーをかけた所は、
上から漆喰を塗ります。


漆喰をカップに入れて水で溶きます。
今回は薄く表面を塗るので、
先にスサ(中に入っている麻等の繊維)を適度に取り除いて、
なおかつ、やわらかめで作ります。

右がスサです。
穴埋めや塗り直し等、厚塗りの時はスサ有りで固めの方が良いです。

この漆喰を刷毛で塗っていきます。
そこだけを塗ると色が変わってしまい目立つので、
まわりにぼかしながら塗ります。


乾いたら完成です。

落書きがあったのが全然分からなくなりました。


壁の入隅のひび割れも同じように直せます。


こちらもスサ無しのやわらかめでOKです。


道具やカップは水洗いしておけばまた使えます。
お手軽なので、気になるところをご自分で補修してみてください。
ただし、一気に何カ所も直すのはさすがに大変なので、
少しずつ直していってください。


山口



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